Bronski Beat & Marc Almond / I Feel Love

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みなさん、おはこんばんちは。

今回はいつもの1本立てとはひと味違う、二枠贅沢コラボ回です。80年代ロンドンを彩った、公私ともに堂々とゲイであることを表明していたアイコンたちが奇跡の共演を果たした1曲をご紹介します。
さあ!第25弾です!

紹介するのは「Bronski Beat」と「Marc Almond」による「I Feel Love」。実はドナ・サマーの大名曲のカバーで、しかも1曲だけじゃなくメドレー仕立てになっている、ちょっと欲張りな1枚なんだな。

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ジャケット(ブロンスキービート&マークアーモンド/アイフィールラヴ)

てぃーだ

国内版とUK版のジャケットです。ほどんど変わんないね。日本版は曲名とアーティスト名のカタカナ表記がある感じ。¥700~😮

アーティスト紹介(ブロンスキー・ビート&マーク・アーモンド)

Bronski Beatってどんなバンド?

ブロンスキー・ビートは1983年、ロンドンはブリクストンで結成されたシンセポップ・バンド。メンバー全員が公にゲイであることを表明しており、楽曲にもそのメッセージが色濃く反映されているのが最大の特徴だす。
デビュー曲「Smalltown Boy」(1984年)をはじめ、数々のヒットを飛ばしてきました。

結成エピソードやヒット曲の話は、以下の第24弾で紹介しているので、気になる方はそちらもどうぞ。

Marc Almondってどんな人?

マーク・アーモンドは、もちのろんでデイヴ・ボールとのデュオ「Soft Cell」で1981年に世界的大ヒット「Tainted Love」を放ったボーカリスト。詳しい経歴は、以下の第23弾で紹介しています。

Soft Cellは1984年に解散し、アーモンドはソロ活動へ。そんな折、ブロンスキー・ビートから声がかかり、今回ご紹介する「I Feel Love」に客演することになります。

曲の紹介(ブロンスキー・ビート&マーク・アーモンド/アイ・フィール・ラヴ)

原曲は1977年にドナ・サマーが発表した「I Feel Love」です。

ジョルジオ・モロダー、ピート・ベロッテとの共作で、モーグ・シンセサイザーを全面に押し出した先進的なサウンドは、後のハウスやテクノにまで影響を与えたとされる伝説的な1曲なんだな。

実はブロンスキー・ビート自身も、1984年のアルバム「The Age of Consent」収録曲「I Feel Love/Johnny Remember Me」として、すでにこの曲(と、ジョン・レイトンの「Johnny Remember Me」)をメドレーでカバーしていました。

んで1985年、この音源にマーク・アーモンドのボーカルを新たに加え、さらにドナ・サマーの別の代表曲「Love to Love You Baby」も繋いだ3曲メドレーとしてリメイク。これがシングル「I Feel Love」として発表され、後にリミックス集「Hundreds & Thousands」にも収録されました。

てぃーだ

もともとバンド自身のセルフカバーがアルバムにあって、それをアーモンド迎えて拡張リメイクした、って感じ。ちょっとややこしいけど面白い成り立ち😌

実はソマーヴィルは、この「I Feel Love」に限らず「Don’t Leave Me This Way」など、ディスコの名曲をたびたびカバーしてきたんだけど、その理由を後年のインタビューでこう語っています。

「あれらは全部、ゲイ・アイコン的な名曲であり、ゲイの歴史の一部でもある。僕がやりたかったのは、それらの曲を歌ってきた女性たちから”奪い返す”こと。ゲイの男が、ゲイの男のために歌う番が来たんだと思ったんだ」

ゲイの男として自分自身がそれを歌うという過激な一歩を踏み出すことで、本当の意味でこれらの曲を”自分たちのもの”として掴み取りたかった、ということらしい。

てぃーだ

で、なんで自身のディスコ・カバーの中でも、この「I Feel Love」だけマーク・アーモンドを迎えて作り直したのか、っていうと、、、なんで🤔?

「すでにゲイ・アイコン的な曲をさらに”ゲイっぽく”仕立て直したかったんだ。エレクトロニクスを強烈に効かせた、もっとぶっ飛んだバージョンにしようと考えていたんだ」、とのこと。

「そこに『Johnny Remember Me』を継ぎ足すことにした。あの曲のサビとメロディが好きだったし、それを加えることで『I Feel Love』を”ゲイのラブソング”に変えたんだ」

「マーク(・アーモンド)に参加してもらったことで、突然『ジョニー』という名の男が現れて、僕ら2人のゲイの男が同時に彼を想って歌う、という構図になった。今振り返ってみても、かなり過激なことをやったと思うよ」だとだと。

They are all iconic gay songs and part of gay history. What I wanted to do was to take them away from the women who sang them. It was time to take these songs and have them sung by a gay man for gay men…

Homage Not Fromage: Jimmy Somerville Interview | The Quietus
てぃーだ

「もっとゲイっぽくしてやろう」って発想からのアーモンド起用だったんだす… 。攻めてる~😳

この曲自身は、1985年4月発表のこのシングルは全英チャート3位を記録し、デビュー曲「Smalltown Boy」と並ぶバンド最高位タイの成績になりました。リリースはブロンスキー・ビート自身の名義レーベル「Forbidden Fruit」(直訳すると「禁断の果実」)からで、このレーベル名自体にもメンバーたちのメッセージ性が滲みでいます。

そして最後にもうひとつ。このシングルは結果的に、ジミー・ソマーヴィル在籍時代のブロンスキー・ビートとしては最後のヒット作になりました。同時期にバンドは新曲「Run from Love」をレコーディングしていたんだけど、バンド内の人間関係のもつれからソマーヴィルは1985年夏に脱退。彼はその後ザ・コミュナーズを結成し、活動を続けていくことになります。

ちなみにB面には、ソマーヴィル単独作曲によるインストゥルメンタル曲「Puit D’Amour」(フランス語で「愛の泉」の意)が収録されてるよ。

歌詞について

歌詞、、、特に言うことなし!(笑)

To love to love you, baby. と I feel love. しか言わんし~~。

それよりも、アーモンド本人いわく「I Feel Love」は昔から大好きな曲だったものの、実は歌詞カードをちゃんと読んだことがなかったそうなんだす。なので「Falling free, falling free, falling free」を「What’ll it be, what’ll it be, you and me」と空耳のまま歌ってしまい、それがそのまま採用されているんだと。

てぃーだ

大好きな曲なのに歌詞聴き間違えたまま世に出ちゃうの、なんかちょっと愛おしい?(お・うま・しか、な?)話だよね🤭

結論:とりあえず、背景・ムーブメント抜きにファンキーだった思い出(遠い目...

では「ブロンスキ・ビート&マーク・アーモンド」で「アイ・フィール・ラブ」です!エロ・ファンキーです!
ちぇけら!!

さて、どうでしたか?動画自体は、置いといて、、、😅😅😅
カッコエロいよね!?禁断の…まさに forbidden fruit ですな?

前回・前々回で紹介したソフト・セルとブロンスキー・ビート、この2組のボーカルが80年代ロンドンで交差した、スペシャルな回でした。ソマーヴィルが結成したザ・コミュナーズや、アーモンドのソロ楽曲もいつか掘ってみたいところです。

ではまた次回会いましょう。
ばいなら、ばいなら、ばいなら。

歌詞、クレジット

歌詞やクレジットなどに関する情報です。
他にもあったほうがいいなって思う情報があれば随時追加していきます。

歌詞

Bronski Beat & Marc Almond – I Feel Love | Ginius.com

クレジット

I Feel Love (Medley)
 リリース:1985年4月
 作詞作曲(原曲):Donna Summer、Giorgio Moroder、Pete Bellotte
 プロデュース:Mike Thorne
 ボーカル:Jimmy SomervilleMarc Almond
 キーボード/パーカッション:Steve BronskiLarry Steinbachek

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